メルボルン ブライトンビーチ と セントキルダ
今回のメルボルンのご紹介は「ブライトンビーチ」と「セントキルダ」。7月(冬)のメルボルンでも天気が良い日はビーチ沿いの観光も楽しめます。
それでは最初にブライトンビーチ(Brighton Beach)を。
Bathing Boxes
Brighton Beach Housesなど名称は様々ですがガイドブックにも必ず登場しますよね♪
カラフルな小屋があるだけでは。と観光スポットから外してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、砂浜にどこまでも続くカラフルな小屋は色遣いもデザインも素敵で見ていてワクワクします。
元々はビクトリア朝時代の海水浴客が着替えをするときに利用していたもので、今では年会費を払った個人によって利用されています。お洒落な保護の方法ですよね。
ブライトンビーチは波を楽しむというよりも、穏やかな気持ちにさせてくれる優しい雰囲気の海辺です。
このカラフルな小屋が並ぶ場所はシティから電車で気軽に行けるので天気次第でいつでも足を運べますよ。
「Brighton Beach」駅からは散歩をしながら徒歩16分程。1つ手前の「Middle Brighton 」駅からも同じくらいです。食事をとりたい方は「Middle Brighton」駅の方がお店が充実しています。ブライトンビーチの見学は30分~1時間で出来るので予定に合わせてちょっと立ち寄ってみて下さい。
続いて「セントキルダ」のご紹介です。
お洒落な雰囲気のセントキルダはシティからトラムで1本で行けてしまうので便利な場所。フェアリーペンギンに会えることでも有名です。出来れば一目会いたいけれど、ペンギン達の帰宅を夕暮れまで待つには寒すぎる冬のメルボルン。
そこで今回は午後3時頃に行ってみました。トラムはThe Esplanade/St Kilda、もしくはシティ側からは1つ手前のJacva Bvd/Fitzroy Stで下り、そこから5分ほど歩くと美しい海が目の前に広がります。
左手奥に見える長い桟橋をキラキラ光る水面を眺めながら歩く開放感は最高です♪
桟橋一番奥の白い外観のカフェに到着。
この建物左手にフェアリーペンギンに会えるかもしれないゲートがあります。
夕暮れまでにはまだ時間がありますが行ってみることに(無料)
さらに突き当たりまで行くと、先には進めないように監視台付きのゲートがあります(下記画像奥)。フェアリーペンギンに会えるかもしれないスポットは、その手前の一段下がった遊歩道。
他の見学者の方々の様子を伺っていると岩場を覗いて喜んでいます。もしかして...♪期待しながら覗いてみると階段を下りるか下りないかの岩場の隙間に(画像では人がたくさんいる位置)フェアリーペンギンが震えながら寝ている姿を見ることが出来ました♪
野生動物保護の観点からフラッシュ撮影はできませんが、こんなところに棲みかを作って生きている野生ペンギンがいるのかと思うと感激です。
岩場にはフェアリーペンギン保護にあたって日本の大府市(愛知県オオブシ)の方々へのお礼が日本語で書かれた感謝プレートがありました。誇らしいですね。
今回はフェアリーペンギンも少し観ることができましたが、会えなくても、セントキルダはお洒落なウォーターフロントとして行く価値のあるスポットです。
近くには大きなホテルもあり、メルボルン観光の1泊をこちらで過ごすプランも良いですね。ミニ遊園地やカフェ、レストランもありのんびりと過ごしたくなる素敵な場所です。
ブライトンビーチはシティの「フリンダーストリート駅」から電車で25分。セントキルダは「サザンクロス駅」からトラムで25分。
ヤラ川のシックなイメージがあるメルボルンですが、どちらの海辺もシティから近くにあるのでお天気の良い日は是非足を伸ばしてみて下さい。