春節の台北 2泊3日の旅
今日は3月3日のひな祭りですね。シドニーは青い空のもと爽やかな風が吹く、観光日和の日曜日となりました。
さて今回のご紹介は、日本でも人気のある旅行先の1つ。「台湾」の旧正月 年末年始の様子をお届け致します。
関西国際空港 KIX から台湾桃園国際空港 TPE へ
出発地:関西国際空港 第1ターミナル
到着地:台湾桃園国際空港(台北)
航空会社:EVA AIR エバー航空
まずE-ticketについて。
往路:EVA AIRのアプリを利用しても、インターネット経由でもE-ticketは表示されません。
これは公式サイトから予約や、航空運賃をカード決済した方は表示されない仕組みとなっている為との事です。
台北に到着後、すぐ観光に向かえるように機内持ち込み荷物だけで出発される方の場合、
関空到着→画像の端末に予約番号入力→発券、手荷物タグを用意→手荷物検査場へ進むだけ。と気軽に出発可能です。
復路: mobile check in や web check inをすればアプリ、スマートフォンにE-ticketは表示されます。
出国審査を終えたエリアは各種ブランド品の免税店は充実していますが、飲食店の選択肢は大変限られています。国外に出る前に日本の味を。という方にはもう少し充実を期待したいところですね。
手荷物検査前でしたら第1ターミナル2階に色々なお店があるので、時間に余裕がある方は是非手荷物検査前にお楽しみ下さい。
次に搭乗口へ移動するモノレールに乗ります。こちらは本数が多く、特に混雑しないので安心です。
搭乗口エリアに到着すると、ファミリーマートはありますが、他には特に見て買って楽しむ施設も無いので早めに行き過ぎると時間を持て余してしまう場所となるでしょう。
往路は777-300ER!機内ではかわいいサンリオの仲間達がお出迎えしてくれました♪
3時間15分で着くなんて嬉しいですね♪
台北 春節の年末年始、混雑具合、営業時間、気候や服装について
EVA AIR アプリのお天気ページがとても参考になります。まさにこの表示通りの気候となりました。
▪︎2月3日(日)
日本で言えば12月30日にあたります。
街はいつもより人は少なく、落ち着いた雰囲気です。道路は渋滞も無く大変スムーズ。
そごう各店、各種デパートは通常営業していました。
前日までは寒い日が続いていたようでしたが、この日は25度。湿度もあまりなく、半袖1枚または薄手の長袖1枚でも夏の夜のゆったりとした空気感の中で快適に過ごせました。
▪︎2月4日(月)
日本で言えば大晦日の12月31日。
年末休みのお店は増えます。人気問屋街 迪化街:ティーホアチエは通常よりは開いているお店は減りますが、買い物を楽しむのに問題ないくらいopenしていますので十分楽しめますよ。
各種デパートや101もこの日は早めに閉店します。概ね17時までの営業でした。
それもそのはず。台湾では大晦日の夜に家族一同が集まり、食事を共にします。10年程前から実家や自宅での年越しスタイルから、レストランなどの外食で大晦日の集まりをするスタイルの方が増え、この日もかなりご高齢の方が体を支えられながらレストランへお越しになっていました。
こちらは20時のレストラン入口付近の様子です。2巡目の予約の方々がお店の外まで溢れていました。
台湾に春節の大晦日に行かれる方は早めのレストラン予約を是非お忘れなく。
日本で大晦日の風物詩と言えば紅白歌合戦。ホテルのテレビにはまさかの光景が...。
台湾でもやっているんですね!!
2010年から台北アリーナで開催される「超級巨星紅白藝能大賞」スーパースター紅白芸能大賞。
本番を控え、ステージ裏でスタンバイする芸能人の方々の沸き立つ様子です。2019年は10回目の放送でした。
さて大晦日のこの日のお天気ですが、昼過ぎまでは時々小雨の曇り空でしたが、15時頃からは本格的な雨空に。最高気温は18度。夜は雨のせいか冷えたので、長袖衣類とジャケットや、薄手のダウンを着てお出掛けしている方が多く見受けられました。
▪︎2月5日(火)
日本の元旦。1月1日にあたります。
春節の始まりとなるこの日の過ごし方は、皆さん朝の初詣に始まり、街へ積極的に出掛けして行きます。これは新年の初めの日を外に出て行くことで、自ら運を呼び込み、道を開いていこう。という縁起を担いでの行動とのこと。
台北101:イーリンイー
台北に来たら皆さん目にする101もたくさんの人で賑わっていました。
ちなみに台湾では、1月1日も新しい年の始まりとして花火の打ち上げなどで祝います。またセールなどはこの時期に始まります。
今年2019年1月1日は台湾の元号である「民国108年」となりました。
春節のこの日は朝から快晴。日中は半袖でも十分な暖かさで、全体的には薄手の長袖の方が多く見受けられました。
銀行やレストランは春節シーズン頃には正月飾りで彩られています。
そして夜には「仁愛路四段」という大通りで神戸ルミナリエと同じイタリア人デザイナーによる「台北ルミナリエ」が2019年の春節から始まりました♪
MRT台北駅で預け入れ荷物チェックイン
今回エバー航空 EVA AIR を利用し、桃園国際空港から帰路につくことから、試してみたかった駅での3時間前まで受付可能のスーツケース チェックインをやってみました。
場所はMRT台北駅。地上には道を挟んで横に長く駅舎が広がります。どの入口から地下に降りればよいかと悩みますが、ちょうど駅舎全体の真ん中あたりにチェックイン場所はありますので、どちらから地下に降りても大丈夫です。
チャイナ エアライン /マンダリン エアライン/ユニエアをご利用の方もこのチェックインを使うことが出来ます。
地下へ降りると天井の案内板には「 預辦登機 」の文字の下に「 In-Town Check-In 」とスーツケースマークが見つかります。これに従い進むだけです。
①着いたら、アプリなどのE-ticketを見せます。
※E-ticketには実際の出発時間では無く、搭乗開始時間が記載されている為、3時間前である事が分かるように便名、出発時間を把握しておきましょう。
②E-ticketを機械にかざし、荷物用のタグや、発券を行います。
③係員の指示に従い、指定の位置にスーツケースを置きます。
④センサーにより、大きさ、重さを計量します。
⑤荷物が奥へと流れて行ったら、係員の指示に従い天井から吊るされたテレビ画面の前へ移動します。
⑥2分くらい待ってね。と日本語で案内があるので待ちます。するとテレビ画面に自分の荷物が流れてくる映像が映りますので、これを見てチェックインが正常に行われた確認という扱いになります。
MRT台北駅のチェックイン場は大変空いていて、分かりやすく便利なので、利用可能な航空会社で桃園国際空港ご利用の方は是非利用してみて下さい。
旧正月の桃園国際空港の混雑状況
復路の翌日、2月6日は「回娘家」(フゥイニァンジァ)という既婚女性が旦那さんやお子さんと一緒に自分の実家に帰る習わしがあります。
空港も混むのでは。と心配しましたが、大変スムーズに進めましたので特に時間の勘案をする必要は無いでしょう。
桃園国際空港もキティちゃんがたくさん。
春節を迎える2日前から台北に入国となりましたが、商業施設、観光地などは時間短縮はあるものの楽しめますし、いつもより道が空いている分移動もスムーズで、気候的にもこの時期の台北旅行はおススメです♪
それでは次回は台湾人「タクシークイーン」のおすすめグルメをご紹介致します。