コロナ時代のウルル観光 観光編 2日目
2日目朝。外気温7℃からでスタートです。
日の出は7:27am予定なので、部屋をほぼチェックアウトできる状態に整えて、7時から近くのImalung Lookout(展望台)に向かいます
ひんやりとした空気の中、少しずつ明るい日差しがさしてきました
6月初旬は学校がまだある時期なので、比較的ご年配の方々が観光にいらしていました
サンセットやサンライズの時、「写真撮ってあげましょうか?」のお声かけをたびたび頂き、この時代だからこそ、より心あたたまる出来事でした
写真を撮って頂いた方とホテルまでの道でお話すると、この後体験予定の、サイクリングでウルルの麓見学をまさに昨日やってきたとのこと
結構お尻がいたいよ...楽しいけどね
サドルのデザインが色々あるから選べば大丈夫かもしれないけど...
と、どうも全面的にオススメでもない様子
とはいえ、今キャンセルしても$99/人は戻らないので行ってみることに
ホテルに戻り、チェックアウトをして、フロントに荷物を預かってもらい、
歩いて5分の場所にある集合場所となる アウトバックパイオニアホテル前 で待機します
8:50amに迎えに来てくれるのはHPに載っていた、サイクリング会社専用のこんなバスが来るんだろうな〜と思いこんでいましたら
いざ目の前に現れたのは大きなHop on Hop off Bus!
※思い込んだだけで、申し込み完了のメールにはHop on Hop offバスで送迎と書いてありました
乗車時は、1人1人の氏名、参加ツアー名(申し込みしているなら)、国立公園の入場チケットになるQRコード(スマホ or 紙)をドライバーさんに伝え、リストと付け合わせをしてから乗り込みます
50名程が乗るので、かなり時間がかかりました
さらに、時間がかかる理由の1つに、国立公園の入場チケットも合わせて購入し、提示しないとバスに乗れない。という事を知らずに来る方もいるからです
ウルル・カタジュタ国立公園 Park Pass
https://book.parksaustralia.gov.au/passes/uluru/
この地を訪れる大体の人は、初めて来た人ばかりなので、仕組みが分からないのも当然です
※サイクリング申し込みサイトには、別途、国立公園のパークパスが必要であることの記載あり
この時も、若いカップルの方、ご年配の方数名が、バスの乗車券は持っているものの、国立公園の入場チケットがなかった為、バスに特別に乗せてもらい、車内からチケット売り場に無線連絡をして手配してもらっていました
ようやくホテル前を出発し、20分程ドライバーさんの観光ガイドを聴きながら、国立公園チケット売り場に到着です
そしてここでもしばらく待ち時間が発生
6人のチケット支払いがとても時間がかかります
よーやくサイクリングツアーの乗り場となる、Ululu Kata Tjuta Cultural Centre 前バス停に着いたのはホテル前集合から1時間後でした
そして、バスを降りる直前のアナウンスで聞いた衝撃の事実!!
「帰りのバスは12:55pm出発だけだよ!帰りも点呼とるからね!自力でホテルまで帰ることになった人は必ず連絡してね!」
シドニーへ帰る飛行機の搭乗締め切りは14:00...
もうほぼ間に合わない。と不安を抱えたまま、
サイクリング観光スタートとなったのでした
※国立公園内から利用できるタクシーやUBERなどはありません
計画段階では予想出来なかった事が多かったので、ここで「ウルル訪問まとめ」を
1.平常時レンタル料金なら、レンタカーが断然オススメ!
レンタカーで移動し、国立公園のチケットのみ購入。車を各所で停めながら、気になる場所だけ徒歩で見学
ただし、観光パンフレットに載っていない写真撮影禁止となっているエリアは、しっかり歩いてようやく往復できる距離です
2.サイクリング、セグウェイを利用して観光する方も、できればレンタカー(ただし平常時料金に限る)
がオススメです
1日の予定を少ないバスに左右されず、自由に時間を組めますし、サンライズ・サンセットも他の展望台に行くことが出来ます
さらにウルル以外の場所も自由に観光できますよね
サイクリングツアーにホテルからの送迎料金も含まれていたとしても、1泊2日で観光にいらした方は、
国立公園のチケットを買い、レンタカーで入場、それからサイクリングツアー参加がオススメです
※自転車は好きな時に返却可能です
レンタル自転車観光の様子
Uluru Bike Ride (with transfers) 2021
サイクリングツアーのスタート地点では、優しい2名のスタッフさんから専用タブレットを受け取り、サイクリング前の安全に関する質問に回答をすることから始まります
その後、スタッフさんが選んだ自転車を、体のサイズに合うようにサドルの高さ調節してくれます
ここで注意!!
ママチャリでしたら、片足の靴裏がしっかりつく高さで自分で調節できる仕組みですが、
ここで借りる自転車のサドルは本格サイクリング仕様で調節される為、「片足つま先が地面につくかつかないか」の高さに、工具を使って調節されます
しかし、体験者として感じたのは、もう少し片足が地面につくくらいに調節をしてもらった方が、疲れて来た時に、パッと止めれて安心です
ガタガタ地面の道を1周約9キロを乗るとかなり下半身にきます
しかも、ここで借りれる自転車は、一漕ぎでよく進むのもあれば、人の倍漕がないと進まない自転車もあります
また、ただ走っているだけなのにチェーンが一度外れました
そんな時も周りに助けはいないので、自力で直すしかありません
ですので、チェーンの付け方を調べておくか、出発前にスタッフさんの連絡先を必ず聞きておきましょう!
※申込書に現地スタッフさんのスマホ連絡先記載なし
快晴、無風の日でしたが、ウルルの麓は、ホテルエリアよりやや風があり、気温も低め
さらに昼頃までは寒いので、中は薄着、上着に小さく収納できるダウンを着ていくとちょうどいい感じです
ハエもいないのでネットや虫除けは不要
走り始めるとそびえ立つ赤い岩肌と青い空だけの景色が美しく、魅力的で、あっという間に半周です
※途中写真撮影NGエリアあり
後半半周から楽しいですが、足の疲労は知らない間に溜まり、終わった後には更にきます
理想を言えば、サイクリング会社のバスがスタート反対地点で待機していて、そこで自転車を返却し、残りの行程はバスで見学。くらいが良い感じですが、地形的に無理ですので、体力に配慮したプランでサイクリングをお楽しみください
帰りの飛行機時間が気になっているので、返却時間より1時間早く全周まわり終え、自転車を返却。
しかし、ホテルエリアに戻る方法は何もないので、もう1泊することを覚悟して、せめてもの努力として、帰りのHop on Hop offの先頭座席に座りました
ホテル到着後、宿泊していたホテルのフロントまでダッシュしましたが、空港⇄ホテル間の無料シャトルバスはすでに行ってしまったので、フロントの女性に相談したところ、ホテルスタッフがバンで空港に連れて行ってくれることに
(チップはお支払いしたものの、たまたまスタッフさんがいただけの話ですので、あてにされませんように)
シドニーに戻る日に、サイクリングやアクティビティを入れるなら、Hop on Hop offバスの時刻表、さらに、宿泊ホテルから空港までの無料シャトルバスの時刻表を事前確認してから予約することを強くおすすめ致します
※Hop on Hop offバスは、時期により時間も本数も違うようです
2日目は朝から楽しいながらも、後半ハラハラで怒涛のごとく時間が過ぎて行きましたが、やっぱりウルルは行って良かったですよ
もともとアナング族の聖地に登る気は無いので、いつでもいいかと先延ばしにしている中、コロナが入り込まず、絶対にロックダウンされない州に遊びに行こうと決め、今回訪れましたが、本当に楽しかったです
今でもあの星空、岩肌、自転車で駆け抜けた楽しさが甦ります
まだ行ってないけれど、ウルルに登れなくても本当に楽しいかな...と思われている方がいらっしゃいましたら
雨の日が少なく、ハエが少ない6月、7月に是非予定を入れてみてください
そしてこの2週間後に、コロナゼロで安全だと信じていたニューサウスウェールズ州のシドニーに、第一号のデルタが入り込み広がり、魔の107日ロックダウン生活が始まりました...
長かった...
これをアップしている今はロックダウン解除3日目
近々、最近の様子もお知らせ致します