2016 カウラ桜まつり バサーストで宿泊
1973年の最初のブドウの木から始まったカウラのワイナリー。オーガニックワインやブティック ワイナリー(手摘みで収穫したブドウを使って小規模に手作りワインを生産するワイナリーのこと)を訪れてみたかったのでカウラから車で40分ほど北上したアボリジナルの言葉で「我が家」の意を持つカナウンドラ(Canowindra)へ。
この地域のセラードアーは週末でも予約した方のみとなっている場合が多く、営業時間内に訪れてもあまり開かれた感じでは無い所も多いので、今回は「Taste Canowindra」というセラードアーを訪問。HPとは大分違う外観に入るのを躊躇しましたが、中ではこの近郊のワインをたくさん取り揃え、この1ヶ所で色々なワイナリーのワインがテイスティングが出来ます。(店内イメージはボトルショップ)
オーガニックワイナリーのものに絞り、色々テイスティングしたうちのこの2本を購入。
「ROSNAY」
美しい土地で育ったオーガニックのブドウが原料だなんて贅沢です。こちらのROSNAYはブドウが熟したころに収穫したブドウを使ったワインなので甘みのあるフルーティーな美味しいワインとなっています。
「Gardners Ground」
こちらのワインもアロマティックでとってもオススメのオーガニックワインです。
日が暮れる前に宿へ。2016カウラ桜まつりに合わせて出掛けようと決めたのが開催1週間前。宿探しはすでに出遅れているなか、カウラ(Cowra)、オレンジ(Orange)、バサースト(Bathurst)という町が候補にあがってきました。この3箇所はちょうど円を描くように位置するのでどこに泊まってもアクセスは40分から1時間程。
このエリアはワイナリーに併設している宿泊施設もあるので第一候補に考えていましたが、オーストラリアで郊外に出掛けた場合やワイナリーの宿泊を検討した時にネックとなるのが「宿泊予約は2泊から」という点。
その中、1泊からOKのカウラにあるワイナリー併設モーテル「The Vineyard Motel」に直接問い合わせをしてみました。残念ながら「毎年"桜まつり"の時期は予約が大変困難となる為、かなり早めの予約が必要ですよ。」とのことで次の候補へ。
シドニーから折角足を運んだのですから、近郊の町も観光しようと「バサースト」での宿泊に決定。モーテルというものは初めてとなることから、モーテルの中でも少しホテルのようなイメージの「Quality Hotel Bathurst」へ。
実際はイメージ写真と違い"まさにモーテル"の雰囲気。他の宿泊客の方も「ホテルのようなイメージ」を期待して予約したと思われる方々でした。
宿泊後の感想としては、客室の暗さを除けば、タオルもフカフカ、施設は古いながらも清潔に、必要なものは揃い、2階客室に進む専用扉でセキュリティー対策があり、朝食ではパンケーキマシーンもあって楽しく全体的に程よい具合に整った過ごしやすい感じのよいモーテルでした。
フロントのある建物は明るく、2階に上がると朝食と夕食がとれるレストランに。開放的な雰囲気の中、気が利くスタッフが案内してくれるので朝から気持ちがいいですよ。
フロント後ろには小さいながらもプールがあります。大人の方も、子供さんも楽しんでいました。
夕食はモーテルから車では5分、徒歩だと20分程のレストラン、スーパーが立ち並ぶ小さな繁華街へ。
こちらは地元で人気のアイスクリーム屋さん「ANNIE'S」。
「Juck Duggans Irish Pub」のレストラン席は予約で一杯でしたので、人気のタイ料理店「SMILE ELEPHANT」へ。
地元の方に大人気とあって、すぐに満席に。全体的に辛さは押さえられ食べやすいタイ料理となっていました。
タイビーフサラダ(THAI BEEF SALADS)
サラダというよりメイン料理になるお肉のボリュームと野菜。
シーフードからはサイアム シー(SIAM SEA)
こちらも具材をふんだんに使い体の大きなオーストラリアの方も大満足の量。
キングプラウンズ フライドライス(KING PRAWNS FRIED RICE)
大きな海老がゴロゴロの贅沢なものに。
満席時はなかなかお料理が出てきませんが、サービスの海老チップを食べながら近くのボトルショップで購入したお酒をBYOして話していれば楽しく待てるものです。お店の方もみなさん行き届き、店内は楽しい雰囲気で満ちています。素敵なバサーストでの夜となりました。
次回はバサーストからオレンジ移動して、ワイナリーやオススメのレストランのご紹介です。