オーストラリアの首都 キャンベラ 後編
楽しみにしていたオーストラリアの野性動物を自然の中で観察できる場所。
Tidbinbilla Nature Reserve:ティドビンビラ自然保護区
ここでは、野生のカンガルー、ワラビー、コアラ、ポッサムなどを遊歩道を歩きながら身近に感じることができます。
車1台(8人乗りまで)につき$12の入場料を払います。カフェや軽食を購入出来るところもありますが、混みやすいため他で頂くのがオススメです。
入場料の支払時、野生のコアラが今日いる場所、オススメの場所を地図上で教えてもらえます。(地図を見て場内を車での移動する時は、地図上の番号と看板の番号をつけ合わせて進むと分かりやすいです)
現地につくと最初に会えるのがこちらのコアラたち。
やっぱりかわいい♪
寝起きの赤ちゃん♪かわいい~♪
コアラパスと呼ばれるこのエリア
歩きながら、朝係員さんがつけておいてくれたプレートを探します。(歩き進む方向によりプレートが見つけにくいので、たまに振り返りながら探して下さい)
ありました!
上を見上げると遥か上に
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ドサッと座る姿もやっぱりかわいい♪
コアラパスを散歩していると至近距離でポッサムにも会えます。野生の俊敏さを間近で観察出来るので貴重です。
今回は正午近くに訪問したため、前回たくさんいたワラビーたちには会えませんでしたが、夕方にはワラビー、カンガルーにも会えます。
また、ビジターセンターからコアラパスにつく手前左側にはカンガルーの溜まり場となっている広場があります。昼間に行くと冒頭のカンガルー1頭だけ待っていてくれましたが、夕方は驚くほどたくさんいます。
半日かけてゆっくり場内をまわれば他にもオーストラリアの野性動物を観察することができるので是非訪れてみてください。朝早め、夕方が野性動物は活発に動きます。
続いてはキャンベラに来たら必ず観光として訪れるパーラメントハウス。
日本の国会議事堂にあたるこちらは、今から30年前の1988年に完成しました。手荷物検査を終えると見えてくるエントランスは、出来たばかりのような綺麗さです。
歴代首相のポートレート。
個性がそれぞれに出ているので作品としても楽しめます。全ての首相がオリジナルで描かれているところが魅力的ですね。
上院(2018年2月は工事中。画像は2016年撮影時)
下院(ニュース映像で放映されるのはこちら)
パーラメントハウスの向かいには、旧パーラメントハウスを臨むことができます。
旧パーラメントハウスの前では、もともとオーストラリアに住んでいたアボリジナルの方々の活動拠点もあります。
4万年前、サフル大陸と呼ばれる、ニューギニア、オーストラリア、タスマニアを含む大陸時代からアボリジナルの人達はオーストラリアで生活をしていました。
Wikipediaより
さて、前回はオーストラリア戦争記念館を訪れましたが、今回はオーストラリアのコインを造っている場所をご紹介します。
ROYAL AUSTRALIAN MINT:王立オーストラリア造幣局
グランドフロアーにはお土産ショップ
上にあがって展示室に向かうと金色の綺麗な階段が。
近づいてよく見るとコインを散りばめて金色の道が出来ていました♪
ここキャンベラで製造されているのは硬貨のみ。紙幣はメルボルンでつくられています。
入場無料の王立オーストラリア造幣局。ご興味のある方はこちらも観光スポットに。
キャンベラはワイナリーも多い土地。シティから一番近いワイナリーは20分弱で着く
Mount Majura Vineyard:マウント マジュラ ヴァインヤード
夕方にはブドウ畑にカンガルーがたくさん出てきます。
今回はシティから30分ちょっとのこちらのご紹介です。
Clonakilla:クロナキラ
1971年から続くワイナリー。セラードアーは新しく綺麗で温かい雰囲気です。
好みの味が見つかるまで快くテイスティングをさせてくれます。
色々試して2016 Hilltops shirasがとても美味しく2本購入。
もうすぐ収穫の時期を迎えるブドウ達は大切に管理されていました。
キャンベラは秋の紅葉も美しいので4月頃の訪問もオススメです。
9月の花の祭典フロリアードフェスティバルも気になります。
ワイン好きの方、自然が大好きな方、のんびり静な時間を過ごしたい方。都市なのに人がいない不思議な空間を体験したい方。楽しみ方は色々あるので、もし時間に余裕があれば車で、高速バスで、電車でキャンベラに足を伸ばしてみて下さい。